オルソケラトロジーの歴史
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- カテゴリ: オルソケラトロジーとは
- 作者: オルソケラトロジーラボ
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オルソケラトロジーの歴史
オルソケラトロジーは、2010年になって厚生労働省の認可を受け、2012年頃からテレビにも度々取り上げられるようになってきました。ではオルソケラトロジーの変遷はどうなっているのでしょうか?
オルソケラトロジーの歴史
300年前
中国にて睡眠時に目の上に砂袋をおいたのが始まり
1960年代
ハードコンタクトレンズを外した時に一時的にメガネの度が合わなくなることから、フラット目に処方した場合に一時的に視力が回復するのではという仮設が立てられ研究が始まった。これを「スペクタクルブラー」と呼ぶ。
1962年
ジョージ・ジェッセンによって、「ortho-ocus」という名前で、国際会議でオルソケラトロジーが紹介される
1963年
正式に論文として発表され、眼科医が処方を実践するようになった
1971年
アメリカ国立眼科研究機関NERFの中にオルソ部門が設立され本格的な治療方法の導入が始まる
1976年
オルソケラトロジーとは、コンタクトレンズを用いて意図的に角膜形状を変化させて屈折異常の矯正、改善、または屈折状況を変化させる手段と定義された
1980年
連続装用可能なRGPレンズが開発される
1990年
夜間装用が可能なレンズの開発が可能になる
1998年
アメリカ食品医薬品局FDAが連続1週間装用の承認がおりる
2000年
世界的なオルソケラトロジー会議が開催され、オルソケラトロジーの普及、発展を目的とするOAA、BOKSが設立される。
2002年
アメリカ食品医薬品局FDAにParagon CRTレンズが承認される
2004年
アメリカ食品医薬品局FDAにEmeraldレンズが承認される
2006年
2007年
BOKSにて、オルソケラトロジーの近視進行の抑制効果が示される
2009年
アルファコーポレーションの「オルソ-K®」が日本で初めて厚生労働省に承認される
2010年
Emeraldレンズ(マイエメラルド)が厚生労働省に承認される