オルソケラトロジーの仕組み
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- カテゴリ: オルソケラトロジーとは
- 作者: オルソケラトロジーラボ
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オルソケラトロジーの仕組み
オルソケラトロジーは、手術が一切必要なしで、視力がよくなる魔法のような治療法です。オルソケラトロジーの仕組みはいったいどうなっているのでしょうか?ここでは、オルソケラトロジーの仕組みについて解説します。
視力が低下する理由
目の仕組みは、遠くから入ってきた光を角膜と水晶体で屈折させることによって、網膜に入ってきた周囲の光景が投影されるのです。
小学校の理科の実験で、虫眼鏡を黒い点にあてて発火させる実験がありますが、原理はあれです。虫眼鏡で光を集める点の距離感によって、光の点もぼやけてしまったりしますが、これと同じ状況が目の中でも起きているのです。
筋力が弱くなったり、生活の様々な要因で角膜(レンズ)の角度がゆがみ、網膜に投影される周囲の風景がぼやけてしまうのです。これが近視・屈折異常の状態です。
オルソケラトロジーの仕組み
上記の屈折以上の状況を正しい屈折率に戻すことができれば、視力は回復することになるのです。角膜にレーザーをあて屈折率を変える手術がレーシック手術で、オルソケラトロジーは手術をせずにハードコンタクトレンズによって、この屈折率を矯正させる仕組みなのです。
このオルソケラトロジーのレンズをつけると、角膜の表面が圧力で周辺部に引っ張られます。その結果、角膜の中心部が扁平になり、屈折率が矯正されるのです。角膜は新陳代謝が活発なので形状が変わりやすいため、オルソケラトロジーのレンズでクセをつけてしまえば、はずしていても同じ形状を保つのです。
角膜の切開など、手術は一切必要がないリスクの少ない視力回復方法といえるでしょう。